近年、再生エネルギーの有力候補として洋上風力発電が注目され実用化が進められています。当社は早くから風力発電の騒音コンサルティングに取り組み、近年は海洋土木工事や洋上風力発電設備などの環境影響評価において、発生する水中音の予測・評価に注目してきました。水中音は空気中の一般的な騒音とは異なり、音波の波動性が強く影響した複雑な伝搬をすることが知られています。当社が開発してきた複雑な伝搬をする水中音の予測手法の概要と、予測プログラムの開発の取り組みについて、公益社団法人日本騒音制御工学会の学会誌「騒音制御Vol.45 No.5 2021.10」号で紹介しています。ご関心のある方はご連絡願います。
(グラフは、水中音伝搬予測結果)